「レガシィに乗ってるけど、運転席のパワーウィンドウスイッチのツメがバカになってきてる・・」
「交換する方法あれば教えて欲しい!」
このような疑問にお答えします。
この記事を書いている私はスバルの整備士を6年間やってこのような修理も行ってきました。
また、自分の車も同じような状態になり修理した経験があります。
今回はレガシィ BP BL パワーウィンドウスイッチの交換方法を誰もが出来るように、わかりやすく写真付きで紹介します。
長年レガシィを乗ってるとパワーウィンドウスイッチのツメが内部で破損してAUTO機能が使えなくなる場合があり、そのまま使い続けるとパワーウィンドウのモーターが焼き付き、最悪ガラスの開閉が全くできない状態になるので、早めに対処しましょう。
これから紹介する内容を1本の動画にもしてみましたので、こちらもぜひご覧ください。
レガシィ BP BL パワーウィンドウスイッチの交換 外し方
レガシィ BP BL パワーウィンドウスイッチ交換の大まかな概要を説明すると、まず先に運転席ドアの内張を外して、その内張からパワーウィンドウスイッチに付いているコネクターを外し交換します。
交換したあとはパワーウィンドウスイッチが【初期化】してAUTO機能が使えませんので簡単な【学習】をさせてください。この【学習】作業は超簡単なので誰でもできます。
作業に必要な工具はプラスドライバーとピックツールだけです。
ドアの内張りを外す
パワーウィンドウスイッチを交換するにはまず先にドアの内張りを外す必要があります。
外し方はレガシィ BP BL ドア内張の外し方【写真付き】に書いてありますので、こちらをご覧ください。
ドア内張の裏からスイッチを外す
ドア内張が外れたら裏返してパワーウィンドウスイッチを取り外していきます。

ちょうど黄色いマルで囲ってあるところがスイッチです。
ネジ4つでスイッチは取り外せる
スイッチはネジ4つで取り付けられています。
ドライバーで外していきましょう。



黄色いマルで囲まれてるところがドア内張に固定されてるネジです。
先にこの黄色マルのネジを外しましょう。
青マルのネジはスイッチをドア内張から外して、ネジをとればOKです。
ドア内張に取り付いた状態で青マルのネジを外すには、工具が入れづらく、とてもやりずらいんです。。

ネジが外れてスイッチを動かしていればドアの内張りから外せます。
古いスイッチに付いていた「カバー」を新品に移植する
最後に古いスイッチに付いていた「カバー」を新品のスイッチに取り付けます。
取り外した古いスイッチの側面を見ると、不織布テープが巻かれているのがわかると思います。

この不織布テープを下の写真の様に剥がしてください。
剥がすと黄色いマルで囲ったところ、「カバー」が付いているツメが見えます。
このツメが側面に2個ずつ付いてますので、取り外して新品のスイッチに移植しましょう。
取り外しには小さいマイナスドライバーがあると、とても便利です。

見比べると左が古いスイッチで右が新しいスイッチです。

後は取り外しと逆の手順で取り付けていけば完了です。
スイッチをつけたら「初期設定」させる
スイッチを復元したら、「初期設定」させてください。
やり方はとても簡単です。
・エンジンをかける
・ドアをしめる
・運転席のガラスを閉める
・運転席のガラスを「全閉」側に3秒以上保持する
以上です。

この工程を行わないと、ガラスのAUTO機能が使えませんので注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
パワーウィンドウスイッチ、なかなかやる機会ないと思いますが、今後スイッチが壊れたら是非この記事を参考にトライしてみてください。
やり方さえわかっていれば結構簡単に交換出来ます。
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